ほいくじらです!よろしくお願いします。
こんな悩みありませんか?
- 借上げ社宅と住宅手当の違いがわからない
- 1人暮らしを考えているけど、どの住宅手当を受けるとお得なんだろう
この記事では、家賃補助などの「住宅手当系のメリット・デメリット」を解説していきたいと思います。
※掲載している情報は2018年12月現在のものです。
家賃補助などの「住宅手当」は全部で5種類
「保育士の給料は安くて待遇が悪い」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
しかし近年は、都市部の待機児童の増加や保育士不足の問題から、「少しでも待遇を改善し、保育士が働きたいと思える環境を作ろう!」ということで、家賃補助などの住宅手当を導入する自治体や保育園が増えました。
このような制度をうまく利用することで家賃を安く抑えることができるため、毎月自由に使えるお金が増えたり、貯蓄をすることも十分可能!他の職種にはあまりない、保育士の大きなメリットです。
住宅・転居系の補助は主に以下の5つ。
5つの住宅手当
- 家賃補助
- 借上げ社宅
- 社員寮
- 入居時の引越し代・家具購入代
- 初期費用の負担(敷金・礼金・更新料・仲介手数料など)
保育園によっては、すべての住宅手当が用意されているところもあるし、「借上げ社宅のみ」など一部しか利用できない園もあります。
補助金額も園によって異なるので、就職・転職時には必ず求人票を確認し、自分の状況に合わせて利用する制度を決めるといいですね。
それではさっそく、それぞれのメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
①家賃補助とは?メリットとデメリットを解説
家賃補助とは、「個人(社員)で契約や購入している物件」に住んでいる場合に支給される手当です。
自由に物件を決められるのがメリットですが、6~8万の東京の単身家賃に対して、「1~4万円の家賃補助」が相場。借上げ社宅制度よりも自己負担金が高くなりがちです。
「敷金・礼金・更新料・仲介手数料」などの初期費用も自己負担の場合が多いです。
ただ、マンションや一軒家などの「持ち家」に対しても給付されたり、「退職時に転居する必要がない」「プライバシーが保たれる」などのメリットもあります。
契約 | 居住する本人 |
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相場 | 10,000~40,000円(法人から支給される金額) |
メリット |
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デメリット |
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家賃補助は課税対象になるため、「所得税」や「住民税」などの社会保険料が上がるということを理解しておきましょう。
将来もらえる年金額は増えますが、月々の手取り額が少なくなるので「知らなかった!」ということがないように面接でも確認するといいですね。
家賃補助があるオススメの保育園は?
東京・神奈川・愛知に展開されている「キッズガーデン」は、残業が少ないのが魅力の保育園。
福利厚生も充実しており、「家賃補助」が最大月80,000円と補助額が多いのが特徴です。一都三県以外からの転職者には50,000円の引越し代も支給されます。
保育プログラムも研修も充実しているオススメの保育園です。
②借上げ社宅制度とは?メリットとデメリットを解説
節税にもなるため「借上げ社宅制度」を設けている法人が多く、首都圏の保育士求人では一般的な住宅支援です。社員の自己負担は「月0円~30,000円」が相場。
「敷金・礼金・更新料」は法人負担の場合が多く、メリットが沢山ありますが、退職とともに引っ越す必要があるというのが最大のデメリットです。
物件は「法人が保有している部屋」に入居する場合もあれば、「社員が自由に選んだ部屋」に入居できる法人もあります。
住みたい物件やこだわりがあれば、面接時に確認するのがオススメ。
契約 | 法人 |
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相場 | 0~30,000円(居住する本人の自己負担額) |
メリット |
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デメリット |
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「借上げ社宅制度」の初期費用は法人負担の場合が多く、不動産会社と法人が契約するので手続きも楽です。
借上げ社宅があるオススメの保育園は?
首都圏を中心に展開されている「太陽の子保育園」は、業界トップクラスの年間休日と待遇を誇るオススメの保育園です。
「借上げ社宅」は92,000円の物件を自分で選ぶことができて(一部エリアは112,000円まで)、「敷金・礼金・更新料・仲介手数料・引越し費用」はすべて会社が負担してくれるなど、住宅サポートも業界トップクラス。
他にも「3~5ヶ月分」の賞与や、福利厚生の充実など魅力満載の保育園です。
③社員寮とは?メリットとデメリットを解説
社員寮がある保育園はあまり多くありませんが、複数の園を運営する法人は保有している可能性があります。
社員寮は家賃が安くて食費や光熱費込のところが多いので、「借上げ社宅」を利用したり「家賃補助」を受けるよりも安く生活できる可能性が高いです。他の園の知り合いを作ったり、食事が提供される園もあるので、地方から上京したばかりの方にはオススメ。
契約 | 法人が契約(所有)している寮に入居 |
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相場 | 10,000~20,000円(光熱費込や食事付きのところも) |
メリット |
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デメリット |
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社員寮があるオススメの保育園は?
「学校法人 三幸学園」が運営するぽけっとランド保育園は、「借上げ社宅制度」は設けていませんが、月40,000円の「家賃補助」や、自己負担10,000円で入居できる「社員寮」を用意しています。
社員寮には寮母さんが駐在しており、食事も提供されるので、はじめて実家を出る方や上京者にオススメ。家具家電も完備されています。
④その他の住宅手当
「家賃補助・借上げ社宅・社員寮」のほかにも、下記のような住宅補助もあります。
住宅サポート | 相場 |
---|---|
引越し代 | 50,000~300,000円 |
初期費用 | 補助なし~全額法人負担 |
首都圏以外から転職してくる場合は、「引越し代支給」や「初期費用の全額負担」をしてくれる法人が多いです。また、引越し代のほかにも「上京支度金・家具購入代」などと掲載されている場合もあるので要チェック。
もちろん首都圏に住んでいても、住居サポートを受けられる場合もあるので、「保育士バンク」などの求人サイトに登録をして、希望条件の合った求人をコンサルタントに紹介してもらうといいですね。
家賃補助などの住宅手当の注意点は?
家賃補助(住宅手当)をうまく利用すると毎月自由に使えるお金が増えるので、利用できる住宅支援があればすべて利用していただきたいのですが、1つだけ注意点があります。
それは「早期退職」です。
条件を定めていない保育園も多いですが、中には1.2年で退職すると返済しなければならない求人もあります。
家賃補助(住宅手当)の注意点
- 1年以内に退職した場合は初期費用(敷金・礼金・仲介手数料)を返済
- 2年以上勤務したら上京支援金(引っ越し費用)の返済を免除など
もちろん決められた条件を満たせば円満に退職することができますが、条件付きの保育園もあるので、こちらも応募する前に確認すると安心ですね。
当サイトがオススメする保育園は?
別記事ですが、上京支援や社宅制度が充実している保育園をまとめたので、よろしければ合わせてご覧ください。
求人サイトで評判をチェック
保育士不足によって人手不足の園もあるようなので、事前に行きたい保育園の評判を確認するといいですね。
保育園の評判を事前にチェックするには、保育士転職サイトを利用して、担当者に職場環境などを確認するのがオススメ。
保育士転職サイトによって持っている求人・情報が異なります。
一般的に保育士の方は2、3社に登録し、求人情報・口コミの比較をしていますよ。
①保育士バンク
保育士バンクは日本最大級の求人数を誇る「保育士求人サイト」です。
無料で転職フェアに参加できたり、手遊び歌や製作の動画が充実しているなど、保育士にとって役立つコンテンツが充実しています。
運営会社 | 株式会社ネクストビート |
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公式サイト | https://www.hoikushibank.com |
実績 | 登録者数75,000人以上 |
公開求人 | 17,000~50,000件(時期による) |
求人エリア | 全国(47都道府県) |
雇用形態 | 正社員・契約社員・非常勤・パート |
②ヒトシア保育
利用者満足度94%の「ヒトシア保育」は、元保育士のキャリアアドバイザーが完全無料で転職のサポートをしてくれます。
ヒトシア保育に登録をすると無料で転職フェアに参加ができたり、求職者一人ひとりに担当者が付き、「求人紹介・面接日の調整・労働条件の交渉」などすべてをサポート。求人数も業界トップクラスです。
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
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公式サイト | https://hitoshia-hoiku.com |
実績 | 利用者満足度94.2% |
提携施設数 | 40,000施設以上 |
公開求人 | 11304件(2018年8月現在) |
求人エリア | 全国(47都道府県) |
雇用形態 | 正社員・契約社員・派遣・パート・単発(期間限定) |
あなたが保育士として楽しく働けますように。応援しています!
こんにちは!メグです。都内にある保育園で勤務しています。
当サイトでは、サイトキャラクターの「ほいくじら」と一緒に解説していきます。