ほいくじらです!よろしくお願いします。
こんな悩みありませんか?
- いま働いている保育園の休みが少なくてツライ
- 休みを楽しみたいのに、体を休めるだけで1日が終わってしまう
保育士という仕事を楽しむためには、友達と買い物やカフェに行ったり、家族や彼氏と旅行に行ったりと、休みの日を利用してリフレッシュするのも大切なこと。
しかし、「休みが少なくてプライベートな時間を楽しむ余裕がない…」と悩む保育士さんは少なくありません。
求人票を見ると「4週8休」とか「週40時間勤務」と書かれていますよね。
正直どれくらい休みがあるのかよくわからないんです…。
そうだよね。休みを理解していなくて「入職を後悔した…」という保育士さんも少なくないようです。
休みの日数は「振替休日・夏季休暇・年末年始」の有無によって大きく異なるので、休日数を判断するには「年間休日数」がポイント。
この記事では、「年間休日数別ワークライフバランス」を解説したいと思います。それではどうぞ!
※「年間休日数」は有給休暇を含めません。
保育士の平均年間休日は?
厚生労働省によると、日本人一人当たりの平均年間休日は「113.2日」なので、年間休日113日程度あれば一般的な休日数と言えます。
なるほど…。保育士さんは休みが少ないイメージなのですが、保育職の平均年間休日はどれくらいなんですか?
保育士の平均休日日数を調べたところ詳細なデータがなかったのですが、「医療・福祉」の分野の年間休日数は「110.8日 」でした。日本人一人当たりの平均年間休日「113.2日」を若干下回る水準です。
最近は「年間休日120日以上」とアピールしている園も増えてきていますが、「110日前後」が平均値ということですね。
「年間休日120日以上」は首都圏に多い
近年は首都圏の保育士不足により保育士の待遇の改善が進んでいます。
給料を上げるための「保育士処遇改善手当」が大きな例ですが、他園との差別化を図るために「休日数」も見直されているようです。
最近は「年間休日120日以上」と掲げている保育園が増えていますが、求人を調べてみるとほとんどが首都圏に集中していました。
参考:「保育士バンク」/当サイト調べ
わ!「120日以上」の求人は、74%が首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に集中しているんですね。
つまり、保育士の平均年間休日は地域差があるということ。
個人的な感覚でいうと、首都圏は「110日~120日」、それ以外の地域は「100~110日」の求人が多いと感じています。
首都圏の場合「120日~130日」の保育園も増えているので、ワークライフバランスを重視している方はオススメなエリアですよ。
なるほど!参考になりました。
年間休日が多い保育園をまとめた記事もありますので、よろしければ合わせてご覧ください。
年間休日別ワークライフバランスを解説!
年間休日が多いのはわかるのですが、実際に働いてみないと、どんな生活になるのか想像できないです…。
それでは次に、年間休日数別のワークライフバランスを解説したいと思います。
保育士の体験談も載せるので、ぜひ参考にしてみてください!
年間休日数105日以下は?
年間休日105日
家と職場を往復する毎日
30歳女性(東京) 保育士
新卒で入社した保育園の年間休日が「105日」でした。法人の理念と保育方針が素晴らしかったのが決め手で、待遇を重視していなかったのが失敗だと思っています。
学生時代もバイトをたくさんやっていて働くのも好きな方ですが、家と職場を往復する毎日で、体力的にも精神的にも追い詰められて1年で退職。有給も体調不良以外は利用できませんでした。
年間休日は「105日」は法定労働時間ギリギリの休日日数です。1年に2,080時間以上働くと法律違反になるため、105日を下回る場合は勤務時間を減らす必要があります。
法律で決められている範囲内の数字ですが、保育業界の中でも少ない水準といわれるでしょう。
1年は「52週」なので、週2日休むと年間休日は「104日」になります。
つまり「年末年始・夏季休暇」はなく、休むとするならば「有給」を利用するか、公休が「6~7日の月がある」というイメージです。
なるほど。祝日の分も休めないので少し損した気持ちになるかもしれませんね。
年間休日数113日は?
年間休日113日
週休2日+年末年始+夏季休暇
27歳女性(山梨) 保育士
給料がよくて選んだ保育園の年間休日が「113日」くらいでした。
「週休2日(土曜日出勤の場合は平日代休)+年末年始+夏季休暇」だったと思います。
休みに関してはあまり気にしたことがありませんでしたが、保育士の一般的な休日数はあったと思います。土曜日出勤の代休もあったし、公休とは別に有給が利用できたので、休みたい日があれば各自で取っていた感じです。
ただ、行事前で忙しいときは「もっと休みたいな…」と思うこともあります。
年間休日「113日」は日本の平均的な休日数です。
保育士の勤務でいうと「週休2日」+「夏季休暇・年末年始9日」というイメージです。
土曜日出勤日の代休があるのでとくに気にならない方もいらっしゃるかもしれませんが、祝日に公休が使われる計算となるため、不満に感じる方も多い様子。
とはいえ「113日前後」休みがあれば、有給休暇を利用して連休を取ることも可能です。
年間休日数120日以上は?
年間休日125日
ゆとりを持って働くことができる
30歳女性(神奈川) 保育士
前職の休みが少なくて続かなかったため、求人サイトに登録をして現在の保育園を紹介してもらいました。
企業が運営する保育園に少し抵抗があったのですが、休みが多く残業は少ないのでとても働きやすいです。
前の園は結婚したら退職をする職員が多かったのですが、いまの園は出産して戻ってくる職員や子育てと両立している人がとても多いです。
また、入社してから7連休を取って海外旅行にも行きました。年収は下がってしまいましたが、ゆとりを持って働くことができるので満足しています。
土日祝をすべて休むと年間休日は「117日」。(2018年の場合)
年間休日が「120日以上」の園は、「土日祝(振替休日あり)+夏休み+年末年始」というイメージです。
これだけ休みがあると、ゆとりを持って働けそうですね。
そうだね!「年間休日が120日以上」で有給休暇が利用できる園であれば、「3日に1回は休み」という計算になるので、体力的にもゆとりを持って働けると思います。
年間休日120日以上の保育園はそう多くありませんが、通勤圏内にあれば検討してみるといいかもしれません。
年間休日の確認方法は?
年間休日は「保育園の公式サイト」か「保育士求人サイト」で確認ができます。
求人票を見ると「4週8休」とか「週40時間勤務」と書かれていて年間休日が載っていないところもあります。
年間休日数がわからない場合は、どうしたらいいですか?
年間休日が少ない保育園は、わざとわかりづらく掲載している可能性もあります。
また、年間休日を「120日」と書いている場合でも、よく読むと「年間休日120日(有給含む)」などと、通常は年間休日に含めない「有給」を水増しして掲載している園もあるんですよ。
ハローワークでは虚偽の求人が掲載されていることが問題になっているし、なにを信じたらいいのでしょうか。
待遇については面接で確認するのが1番確実です。
ただ、「面接で休みのことを聞きすぎると採用されないかも…」と尻込みしてしまい、質問しづらいというお気持ちもわかります。
「年間休日が多い保育園」探しは求人サイトの利用がオススメ
保育士求人サイトは「求人」が掲載されているだけではなく、担当者が付いて転職活動をサポートしてくれます。
あなたの希望に合った求人を選んでくれたり、「休日数・給料・職場の雰囲気」など、面接では質問しづらいことをあなたの代わりに確認してくれますよ。
年収の交渉もしてくれるんですよね。とても心強いです!
保育士転職サイトによって持っている求人・情報が異なります。
一般的に保育士の方は2、3社に登録し、求人情報・口コミの比較をしていますよ。
①保育士バンク
保育士バンクは日本最大級の求人数を誇る「保育士求人サイト」です。
無料で転職フェアに参加できたり、手遊び歌や製作の動画が充実しているなど、保育士にとって役立つコンテンツが充実しています。
運営会社 | 株式会社ネクストビート |
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公式サイト | https://www.hoikushibank.com |
実績 | 登録者数75,000人以上 |
公開求人 | 17,000~50,000件(時期による) |
求人エリア | 全国(47都道府県) |
雇用形態 | 正社員・契約社員・非常勤・パート |
②マイナビ保育士
マイナビ保育士は大手人材紹介会社「(株)マイナビ」が運営する首都圏に特化した保育士求人サイトです。
主に電話でのサポートですが、マイナビオフィスに行って求人を紹介してもらったり、書類を添削してもらうことも可能です。平日は仕事で忙しい方には、休日相談会もオススメ。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公式サイト | https://hoiku.mynavi.jp |
拠点 | 新宿・横浜・大宮 |
公開求人 | 6000件(2018年8月現在) |
求人エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉 |
営業日 | 平日・土曜(日曜・祝日休み) |
営業時間 | 【平日】9:30~20:30 【土曜】9:30~17:30 |
休日相談会 | 10時~18時(最終16時スタート) |
あなたが保育士として楽しく働けますように。応援しています!
こんにちは!メグです。都内にある保育園で勤務しています。
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