男性保育士の転職応援！男割合・給料が高い保育園求人7選

こんにちは！メグです。都内にある保育園で勤務しています。

当サイトでは、サイトキャラクターの「ほいくじら」と一緒に解説していきます。

ほいくじらです！よろしくお願いします。

「保育士」は素晴らしい職業ですが、「年収が低い」「男性保育士への差別」などの現状があり、「働きにくい」と悩んでいる人も少なくありません。

当サイトでは、男性保育士が少しでも「働きやすい」「仕事が楽しい」と思ってもらえるように、保育園選びでチェックしていただきたいポイントをまとめてみました。

さらに、男性保育士にオススメな「7つの保育園」もご紹介したいと思います。それではどうぞ！

男性保育士の需要はある？

近年、保育士の需要の高まりに比例して、保育士を目指す男性も増えてきました。「保母」という名称も「保育士」に変わり、男性保育士の割合も増えつつあります。

でも、実際の現場は、男性保育士に対してどう思っているのでしょうか？

　引用：ほいくらいふ

「ほいくらいふ」というサイトが、保育士や幼稚園教諭に「男性保育士は必要だと思いますか？」というアンケートを取ったところ、なんと「84％」の女性保育士が「思う・とても思う」と回答！

保育士はどうしても「女性の仕事」というイメージが強く、肩身の狭い思いをしながら働いている方もいらっしゃるかもしれませんが、男性保育士の需要は高いようですね！

私が子どものころに通っていた幼稚園にも男性の先生がいました。

担任の先生ではありませんでしたが、とても優しくて、先生の周りには常に子どもたちが集まっていたという記憶があります。

女性保育士や保護者だけではなく、子どもたちにとっても魅力的な存在になれるといいですよね。

「保育士は給料が安い」「体力仕事で大変」と言われていますが、男性保育士の需要は非常に高く、子どもが好きな方にとっては非常にやりがいがある仕事なのではないでしょうか。

その一方で、男性保育士が起こした事件による差別も…

男性保育士の需要が高まっている一方で、「男性保育士に女児の着替え・おむつ交換をさせないでほしい」「気持ち悪い」といった差別的な声が、保護者から上がったというニュースが話題になりましたよね。

最近では、男性保育士が起こした事件(園児の裸を撮影・わいせつな行為・虐待行為)や、逮捕されたというニュースを耳にすることもあり、保護者の不安が感じるのもわかります。

…子どもが好きで頑張っている男性保育士にとっては非常に迷惑な話ですよね。

ただ、批判的な声は一部であり、男性保育士を積極的に採用している園もたくさんあるんです…！(のちほどご紹介)

男性保育士の就職・転職先の選び方は？

保育園の紹介の前に、男性保育士にオススメな保育園の選び方のポイントをお伝えします。

まず公立保育園についてです。公立保育園は待遇の良さが魅力的ですが、採用人数が少ない上に、区立保育園の民営化が進んでいるため保育士にとっては狭き門…。区立保育園への就職が厳しければ必然的に「私立保育園」を選ぶことになります。

私立保育園を選ぶ際にチェックしていただきたいのが、こちらの3つです。

①男性保育士の割合が多い保育園

まずは、男性保育士に理解がある園を選ぶことが大前提です！

「男性保育士に理解がある園」とは、具体的にどんなところを見るとわかりますか？

男性保育士に理解がある園は、「男性保育士の比率が高い」という傾向にあるので、男性にとって働きやすい保育園であることがわかります。

最近は男性保育士の採用に積極的な園が増えていますが、保護者からのクレームを恐れて採用に消極的な園もまだまだ残っているんです。

一方で、男性保育士が多い法人は、男性が保育をするというのに理解があります。さらに、あなた自身も男性の同僚がいることによって「肩身の狭さ」を感じることもなくなります。

つまり、男性保育士にとって「男性保育士の在籍状況」は非常に重要なのです。

なるほど！割合に目安はありますか？

2016年の時点で、男性保育士の割合は全体の「3％」といわれています。

「男性保育士の比率が1割以上」と掲げている保育園は、男性保育士を積極的に採用している園と思っていいでしょう。

②給料が高い・待遇がいい保育園

保育士は他の職種に比べて給料が安いイメージがありますが、実は保育士の平均年収「345.5万円」は、女性全体の平均年収と同じくらいの水準なんです。

ただ、男性の場合は、将来結婚して子どもを養っていく必要があるので、少しでも給料が高くて長く働ける保育園を選ばなくてはなりません。

女性保育士の場合、「育児休暇が取得しやすい保育園」や「出産後は時短勤務やシフト固定でムリなく働ける保育園」などが重要なチェックポイントとなりますが、男性保育士の場合は、やはり給料や賞与などを重視するといいですね。

③運営している園が多い企業・法人

男性保育士にオススメしたいのが、運営している保育園の数が多い法人や企業です。

それは「男性保育士に理解がある保育園が多い」というのが理由の1つですが、なによりも園が多いため「主任や園長などに昇格できるチャンスが多い」からです。

役職がつくと必然的に年収も上がります。役職なしの保育士の給料は、会社員の男性の平均月収を下回っていますが、主任や園長クラスになると会社員と同じくらいの水準の年収に…！

(2017年度　サラリーマン「民間給料実態統計調査」)

私立保育園でも、「園長・施設長」クラスになると会社員の平均年収よりも高いんですね！

そのとおり！

結婚や出産などでライフスタイルが変わる女性保育士よりも、男性保育士の方が昇格しやすい園もあるので、「園長になるのが目標！！」という方は、ぜひ頑張っていただきたいです。

男性保育士にオススメな保育園7選

これからオススメの保育園をご紹介しますが、実際で働いていた職員の評判や、掲載されている求人をもとにして構成されています。企業や保育園側から打診されたことは一切なく、保育士である私が個人的に作成したものです。

複数の園を運営している場合、園によって評判が異なるので参考程度に読んでいただけると幸いです。

より詳細な評判を確認されたい場合は、求人サイトなどを利用してコンサルタントに確認していただくことをオススメします。

※保育園の順番はランキングではなく「名前順」で紹介。

アスク保育園

アスク保育園は「株式会社日本保育サービス」が運営する保育園で、業界最大級の施設数を誇ります。

アスク保育園で勤務している2000人の保育士のうち、「200人」が男性保育士で全体の1割を占めており、男性園長による「男性保育士のための研修」も定期的に開催。園を超えた交流もあります。

男性の同僚がいると安心ですね。

さらに、毎年複数の園が新規オープンしており、頑張り次第で昇格することも可能です。

アスク保育園は4割が地方出身者。上京サポートが手厚く、「東京・神奈川(横浜・神奈川)」に配属された場合は「借上げ社宅制度」や「社員寮」があるので、地方出身の方にもオススメです。

【保育士求人】アスク保育園の評判・給与・選考を徹底解説！

2018年10月9日

アソシエ保育園

アソシエ保育園は東京の「目黒区・港区」を中心に展開しています。

男性の社員が育児休暇を取得した実績もあり、子育てに理解があるのが特徴。男性保育士は全体の1割で、男性の施設長も活躍しています。

さらに「持ち帰りの仕事」も「サービス残業」も禁止。「東京都ワークライフバランス認定企業」にも選ばれているので、プライベートや家庭との両立ができるのが魅力です。

「東京都ワークライフバランス認定企業」は、東京都にある多くの保育所運営企業のうち「2社」しか認定されていません。

実際に働いている社員からも保護者からも評判がいい、オススメの保育園です。

【保育士求人】アソシエインターナショナルの保育園評判・給与・選考は？

2018年11月21日

おひさま保育園

おひさま保育園は、東京の江戸川区にある公立保育園を「民営化」するために設立された法人で、保育業界の中でもトップクラスの年収と福利厚生です。

賞与は「4.3ヶ月分」が支給され、公務員の給料表をベースにして昇給するため、毎年安定して年収が上がることが期待できます。

公務員に負けない待遇ですね。

年収が高いということもあり「男性保育士にオススメ」という口コミも非常に多かったです。

また、住宅サポートが手厚いのが特徴。「借上げ社宅制度」は上限82,000円まで利用ができ、「敷金・礼金・更新手数料・仲介手数料」は全額法人負担なので初期費用がかかりません。

世帯主には住宅補助が支給されるので、家庭を持つ男性保育士の方にもオススメです。(月/賃貸20,000円:持家8,500円)

【保育士求人】おひさま保育園(社会福祉法人えどがわ)の評判・給与は？

2018年11月16日

ぽけっとランド・キッズ大陸

ぽけっとランドを運営している「学校法人 三幸学園」は、全国各地に「専門学校・大学・高校」を展開しており、ほかにも「老人福祉施設・人材派遣・資格スクール」など幅広い事業を展開。

ぽけっとランドの男女比率は公開されていませんが、「男性保育士が多い」といった口コミがあり、男性の新卒者も積極的に採用しています。

また、「キャリアチャレンジ制度」が設けられていて、他の園や三幸学園が運営している専門学校に異動することもできます。

もちろん、主任や施設長としてキャリアアップすることも可能で、主任になると「年収約450万円」、施設長になると「年収約575万」をもらうことも可能です。

福利厚生も充実していて、勤続5年で「永年勤続お祝い金」、勤続10年で「リフレッシュ手当(給料1ヶ月分の手当)」と「リフレッシュ休暇(3週間)」が支給されるなど、長く勤めた人には嬉しい特典が用意されています。

【保育士求人】ぽけっとランド保育園の評判・給与・選考を徹底解説！

2018年11月19日

ちゃいれっく保育園

ちゃいれっく保育園は男女比率を公開していませんが、男性保育士が「育児休暇」を取得した実績がある保育園です。

また、実際に働いている職員からの評判もよく、「残業が少ない」「職員で協力し合いながら働いている」といった意見が多いのが特徴。

福利厚生も充実しているオススメな保育園です。

【保育士求人】ちゃいれっく保育園の評判・給与・選考を徹底解説！

2018年11月4日

ピノキオ幼児舎

ピノキオ幼児舎を運営している「株式会社ピノーコーポレーション」は保育事業に特化した企業です。保育業界の中でも年収が高く福利厚生が充実しており、2016年度の離職率が「8.3％」と、職員の定着率が圧倒的に高いのが特徴。

ちなみに私営の保育園の離職率は「12.0％」。ピノキオ幼児舎は公立保育園の離職率(7.1％)に引けを取らない定着率です。(厚生労働省2018年度統計)

さらに、「2.5～3.5か月分」支給されるボーナスですが、基本給ではなく「月給の満額」が支給。企業が運営する保育園の中では最高水準の年収となります。

働きやすさでも待遇面でもオススメできる保育園です。

【保育士求人】ピノキオ幼児舎の評判・給与・選考を徹底解説！

2018年11月1日

ポピンズナーサリースクール

大手保育園グループの「株式会社ポピンズ」は、年間休日が「125日」と業界トップクラス。

男性保育士が2割を占めるなど、業界の中でも多くの男性職員を採用している保育園です。2016年には男性保育士を集めた「男組」を結成。宿泊研修をしたり、フットサルをしたりと他の園の保育士との交流が盛んに行われています。

「ボーナスが少ない」といった口コミがありましたが、2019年度には給料が大幅にアップ！運営している保育園数も多いので施設長になって年収アップするのも夢ではありません。

【保育士求人】ポピンズナーサリースクールの評判・給与・選考を解説！

2018年10月10日

求人サイトで評判をチェック

この記事では、オススメの保育園をご紹介しましたが、園長の方針や職場環境によっては「こんなはずではなかった…」とミスマッチを感じることもあるかもしれません。

そこでオススメなのが、保育士求人サイトを利用して配属を希望する園の評判を確認することです。

①保育士バンク

保育士バンクは日本最大級の求人数を誇る「保育士求人サイト」です。

無料で転職フェアに参加できたり、手遊び歌や製作の動画が充実しているなど、保育士にとって役立つコンテンツが充実しています。

②マイナビ保育士

マイナビ保育士は大手人材紹介会社「(株)マイナビ」が運営する首都圏に特化した保育士求人サイトです。

主に電話でのサポートですが、マイナビオフィスに行って求人を紹介してもらったり、書類を添削してもらうことも可能です。平日は仕事で忙しい方には、休日相談会もオススメ。

③ヒトシア保育

利用者満足度94％の「ヒトシア保育」は、元保育士のキャリアアドバイザーが完全無料で転職のサポートをしてくれます。

ヒトシア保育に登録をすると無料で転職フェアに参加ができたり、求職者一人ひとりに担当者が付き、「求人紹介・面接日の調整・労働条件の交渉」などすべてをサポート。求人数も業界トップクラスです。

あなたが保育士として楽しく働けますように。応援しています！